薬剤師の年収は低すぎ?!
薬剤師の年収と、年収を上げる転職サイトの選び方を紹介。
資格取得の難しさに比べ、年収が低いと言われる「薬剤師」。
そんな薬剤師の年収事情を紹介。
また、転職で年収が上がる可能性と、
高給与の職場に転職するための、「転職サイトの選び方」を紹介します。
高給与の職場に転職するには、情報が何より大事。
けれど、
殆どの人が、転職サイトの選び方を知らないために、間違ったサイトを選んでいます。
そんな間違いをしない為に、ぜひ知って欲しいポイントとは?
●薬剤師の年収は低い?
●転職で収入は上げられる?
●転職サイトはどこがいい?
収入を上げたい人は、ぜひ参考にしてください
薬剤師の収入、年収はいくら?
薬剤師と言っても働く職場は様々。
そして、働く職場によって収入にも差が出てきます。
薬剤師の年収は、職場で大きく違います
薬剤師の職場は、大きく分けると次の4つ。
「製薬会社」
「ドラッグストア」
「調剤薬局」
「病院」
職場ごとの平均年収
職場ごとの平均年収が次の通り。
職場 | 平均年収 | 製薬会社との差額 |
製薬会社 | 543.2万円 | ー |
ドラッグストア | 512.5万円 | ▲30.7万円 |
調剤薬局 | 488.3万円 | ▲54.9万円 |
病院 | 434.6万円 | ▲108.6万円 |
現状では、製薬会社の平均年収がいちばん高く、製薬会社と病院では、平均年収に100万円以上の差があります。
同じ薬剤師でも、働く環境の違いで、収入は大きく変わります
年代別の平均年収
次は、年齢ごとの平均年収です。
年齢 | 平均年収 |
20〜24歳 | 346万円 |
25〜29歳 | 430万円 |
30~34歳 | 492万円 |
35~39歳 | 554万円 |
40~44歳 | 523万円 |
45~49歳 | 624万円 |
都道府県別の平均年収
都道府県ごとの年収はこちら。
トップ5と、ワースト5を発表します。
トップ5 | 平均年収 | |
1位 | 山口県 | 779万円 |
2位 | 福島県 | 737万円 |
3位 | 宮城県 | 677万円 |
4位 | 長野県 | 676万円 |
5位 | 青森県 | 661万円 |
ワースト5 | 平均年収 | |
1位 | 沖縄県 | 460万円 |
2位 | 大分県 | 479万円 |
3位 | 岡山県 | 505万円 |
4位 | 東京県 | 508万円 |
5位 | 鹿児島県 | 519万円 |
トップ1位の山口県と、ワースト1位の沖縄県では、319万円もの差があります
注目は、東京都がワースト4位に入っていること。
求職者の多い東京は、買い手市場のため、給料が上がりにくいのが想像出来ます。
対して、トップ5に地方都市が多いのは、地方では売り手市場のためと想像できます。
需要と供給のバランスで、年収も変わると言うことです。
年収を上げるにはどうればいい?
これらの表から、
働く職場や勤務地の違いで、収入が変わることが分かります。
薬剤師の仕事は、
職場の違いや、勤務地の違いで、内容が大きく変わるものではありません。
なので、
今のスキルで、給与の高い職場への転職が十分可能。と言うことです。
実際、過去5年の有効求人倍率を見ても、一般職種よりも転職しやすい事が分かります。
有効求人倍率(パート含む常用)
給与の高い職場に転職するには
薬剤師が転職する場合、「薬剤師専用の転職サイト」がよく使われています。
けれど、転職サイトは数が多く、どのサイトがいいのか、迷ってしまう人も多くいます。
そこで、転職を成功させるための、
転職サイトの選び方のポイントを紹介します。
転職サイトもピンキリ。しっかりしたサイトを選ぶのが転職の肝です
転職サイトの選び方。重要なポイントとは?
転職サイトに登録する際、複数のサイトに登録するのは今では当たり前です。
けれど、ココで注意したいのが、
「間違った複数登録をしている人」が多い事です。
薬剤師の転職サイトは、単純に複数登録すればいい訳ではありません。
実は、薬剤師の転職サイトは、運営会社によって求人内容に特徴があります。
同じ特徴のサイトに複数登録していても、得られる求人は似た物になりがちであまり意味がありません。
重要なポイントは、
「違う特徴の転職サイトに複数登録」する事。
そうすれば、得られる求人情報のバリエーションも豊富で、転職の成功率が上がります。
これから、運営会社の特徴を紹介します。
転職の成功率に大きく関わるので、転職で給与を上げたい方は、ぜひ確認してください。
ここから先は超重要。ぜひ読んでください!
運営会社の特徴とは?
薬剤師専用の転職サイトは、運営会社によって、3パターンに分けられます。
それが、
①自社グループが運営しているサイト
②求人会社が運営しているサイト
③医療求人特化のサイト
の3パターンです。
①自社グループが運営しているサイト
医療系の会社や薬局経営をしている会社が転職サイトを運営している事があります。
その様なサイトを「自社グループ運営」といいます。
自社グループ運営の強みは、
自社グループで薬剤師を雇える事です。
自社グループの薬局や、医療関係の会社で薬剤師が必要になった際に、優先的に求人を出し、人を雇えます。
このサイトに登録するメリットは、運営会社と同じグループの求人を、他の転職サイトに比べ、いち早く紹介してもらえる可能性が高いことです。
調剤薬局や、ドラッグストアに強い傾向です
メリット
●同じグループの求人を早く紹介してもらえる(かも)
デメリットは、自社グループの求人を優先され、転職者の希望が疎かになるかもしれないこと。
例えば、転職者の希望にピッタリな求人が他社にあったとしても、希望に近い自社グループの求人を紹介されているかもしれません。
転職者はすべての求人を見ることはできないので、確認することができないのです。
②求人会社が運営しているサイト
求人会社が運営しているサイトの強みは、
複数の医療グループの求人が見られる事にあります。
自社グループ運営のサイトは、わざわざ他グループの求人を載せるメリットは少なく、載せていても、優先して紹介するのは自社グループの求人にするでしょう。
グループAのサイト | グループBのサイト | |
---|---|---|
グループAの求人 | 出しやすい |
積極的に出さない |
グループBの求人 | 積極的に出さない |
出しやすい |
けれど、求人会社が運営しているサイトなら、
グループAとグループBの両方の求人を扱っている場合が少なくありません。
複数の医療グループの求人があり、さらに転職のノウハウも豊富なのが魅力です。
広く情報を得るなら、登録は必須です
メリット
●複数の医療グループの求人もチェックできる
ただ、デメリットもあります。
担当者が必ずしも、医療業界に詳しいとは限らないことです。
求人会社が運営するサイトは、他の業界の担当だった人が、人事異動で薬剤師転職の担当になることも珍しくありません。
そのような担当者に当たってしまったら、薬剤師の転職の問題や不満を理解してもらえず、細かな希望が通りづらい事もあります。
③医療求人特化のサイト
医療求人特化サイトのメリットは、
医療グループによる求人情報の偏りがないこと、
医療業界の内部事情に詳しいことです。
転職サイトのエージェントも、転職の悩みや、仕事の悩みに詳しく、細かなサポートが期待できます。
薬局、病院ドラッグストアなどの情報に精通していて、転職先の内部事情も、ビックリするくらい知っていたりします。
医療求人に特化していて、対応も細やか。おすすめです。
メリット
●薬剤師の転職のノウハウが豊富で、充実のサポートが受けられる
薬剤師の転職サイトは、登録することが大事
転職を、するかしないか迷っている方も、転職サイトに登録しておくことが重要です。
登録しておけば、情報が自然と入ってきます。
今は転職を考えいなくても、将来その情報が役立つ場合が多々あります。
なので、
まずは登録をすること。転職を考えるのは、その後でも遅くありません。
そして、複数サイトに登録し、厚条件の求人情報を逃さないのが重要です。
担当者によって、「お勧めする転職先」は違います。
複数の担当者を持つことで、違った転職先を紹介してもらいましょう
登録するべき転職サイト3選
以上のポイントをふまえ、おすすめの転職サイトを3つ紹介します。
運営会社別に厳選した転職サイトになります。
※登録できるのは、薬剤師免許を持っている方。免許取得予定の方です。
マイナビ薬剤師
サイトタイプ | 求人会社のサイト |
---|
●58,000件以上の豊富な求人
●1人平均約14.2件の紹介
お仕事ラボ
サイトタイプ | 自社グループのサイト |
---|
●紹介後の定着率95%以上
●希望に沿った精度の高い求人を紹介
転職応援キャンペーン中
●転職サポート新規会員登録で1万円GET!
●面接で交通費支給3万円GET!(※初回のみ薬局との面接が完了後)
●お仕事決定で最大10万円GET!
●お友達紹介で最大7万円GET!
レバウェル薬剤師
サイトタイプ | 医療求人特化のサイト |
---|
●年収600万円以上の求人も豊富
●豊富な非公開求人が魅力
●面接のサポートが充実
まとめ
転職を成功させるには、サイトの選び方も重要です。
今回紹介した3サイトは、運営会社も違い、それぞれ求人情報にも特徴があります。
登録は無料です。
情報収集もかねて、登録をしておくことをお勧めします。